介護ソフトメーカーのケアコネクトジャパンが提供する「ケアカルテ」多くの事業所で導入がされており、介護ソフトのシェアTOP5に入る有名なソフトです。
そんなケアカルテのメリットとデメリットなど特徴をわかりやすくまとめました!
目次
メリットとデメリット
サクッと内容が分かるようにまとめました。
- LIFEの全加算に対応している
- オリジナル帳票の作成ができる
- モバイル端末での記録ができる
- 無料面会サービスがある
- 5年縛りしかない
- 連携はそんなに多くない
メリット

おそらく介護ソフトメーカーの中では最速でLIFEに対応しました。LIFEに関する加算のすべての様式に対応しており、ケアカルテを使ってLIFEへ提出するデータを作成することができます。

事業所のオリジナルの帳票をシステムへ組み込むことが可能です。今の業務の内容などをさほど変えること無く、システムの導入ができますし、これまでと変わらない業務をすることができます。

タブレットなどのモバイル端末を使って記録を行うことができます。使える事業種別は訪問系と通所系、施設系の事業所だけで居宅にはタブレットはありません。
タブレットからは一部の帳票も見たり編集ができるので、パソコンが無くてもフェイスシートを確認したり、アセスメント帳票を確認したりすることができます。
さらに手書き文字での入力もできるようなので、紙になれている職員やタブレットが苦手な職員でも扱いやすくなっています。
ケアカルテを提供しているケアコネクトジャパンは「MENKAI GO」というサービスを無料で提供しています。
パソコンやモバイル端末を使って、安全・簡単にビデオ通話が行えるサービスです。オンライン面会などが進む中、こうしたサービスを介護ソフトメーカーが提供しているのは少ないです。
デメリット

ケアカルテの契約は「5年間使用権パック」しかありません。言い換えれば「5年縛り」です。
5年以内に解約しても、その分の費用は返金されません。5年間使うことが大前提になり、5年間は他のソフトに変えても二重に費用を払うことになります。

ケアコネクトジャパンの公式サイトには数多くの連携先があるように見えますが、実際にはそれほど多くはありません。
どういうカラクリなのかというと、画面上に表示されているアイコンは「企業アイコン」と「製品アイコン」が表示されています。つまり1つの製品につき2つのアイコンで表示し、多くの連携先があるように見せているんです。
2021年4月27日にケアコネクトジャパンの公式さんから「こちらの部分は今後整備していく予定です」と言われましたが、今日(2021年9月20日)時点で全く修正されていませんでした。
福祉ネットさん、こんにちは!
— ケアコネクトジャパン (@CareConnectJP) April 27, 2021
公式サイトをご覧いただきありがとうございます。
こちらの部分は今後整備していく予定です😄
見やすいサイトを目指します!!
(私個人の意見ですが、こうした分かりづらい表記をして消費者を騙す表記はあまり好きではありません。)
ケアカルテが向いているのはどんな事業所?
ケアカルテが向いている事業所は
・LIFEの加算を取得したい事業所
・独自の帳票を作りたい事業所
・複数事業種別を運営している法人
です。
ケアカルテは複数事業種別での運用が可能ですし、LIFEもすべての加算に対応しています。
ケアカルテが向いていないのはどんな事業所?
ケアカルテが向いていない事業所は、
・小規模の事業所
・居宅でタブレットを使いたい事業所
です。
居宅にはタブレットはありませんし、小規模の事業所で使うには少し費用的に大きすぎることが多いです。
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介護ソフトはケアカルテ以外にもたくさんの介護ソフトがあります。
たくさんある介護ソフトの中から、あなたに合っている介護ソフトを選ぶには、色々な介護ソフトを知る必要があります。
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