2021年4月、CAHSEがLIFEへと名称を変え、かなり多くの加算の算定要件に設定されています。
しかし、現状ある介護ソフトの多くは対応が進んでいないことが現状です。CHASE(LIFE)を申請し、データを提出できる準備ができたとしても、実際にデータを提出することは難しいかもしれません。
CAHSE・LIFE活用が算定要件の加算
CHASE(LIFE)とVISITへのデータ提出が算定要件とされているのはこちらの加算です。
- リハビリテーションマネジメント加算
- リハビリテーションマネジメント計画書情報加算
- 理学療法、作業療法及び言語聴覚療法に係る加算
- 栄養アセスメント加算
- 科学的介護推進体制加算
- ADL維持等加算
- 自立支援促進加算
- 褥瘡マネジメント加算
- 排せつ支援加算
かなり多くの加算が対象になっており、上位区分の取得の条件ではなく、加算自体の条件になっている場合も多いです。
CAHSE・LIFE活用が算定要件へデータ提出するには?
介護ソフトを使う
一番簡単な方法は介護ソフトを使う方法です。利用者情報や請求データ、記録データをソフト上に入力しておけば、データをまとめて出力することができます。
しかし、現在(2021年2月15日)時点で、厚生労働省は「どの加算でどのデータが必要なのか?」「データの並び順はどうなのか?」などを発表していません。実際に運用が始まる4月を目前にまだ発表になっていないません。
ソフトの開発スケジュールを考えると4月から対応をするのは一部メーカのみか、ほとんどのメーカーが対応が難しいのではと思われます。
現在のCHASEのデータ出力に対応しているメーカはこちらの記事でまとめていますので、気になる方はご覧ください。

CHASE・LIFE画面で直接入力
どの事業所でも対応できるように、CHASE(LIFE)の画面上で直接入力することが可能です。
しかし、膨大なデータを入力する必要があり、あまり現実的ではありません。
まずは登録申請を!
4月から実施になりますが、直前に申請を行うとかなり混雑することが予想されます。
申請はすでに可能になっていますので、早めの申請をおすすめします。
▼令和3年度介護の改正情報はこちら
【令和3年度改正】介護保険報酬改定情報まとめ